研究討論会の歩み
第21回 / 2019年3月4日(月)
場所:下関市立大学
<招待講演>
「ロシアの大学における日本語教育」
- ロシアにおける日本語教育と日本語研究
-これまでの流れと今後の展望-
ナジェージダ・ウェインベルグ(イルクーツク国立総合大学)
- ロシアの大学における日本語教育の現状と課題
-ノボシビルスク国立教育大学の事例を中心に-
カリュジノワ・マリーナ(ノボシビルスク国立教育大学)
<口頭発表>
- 上級日本語学習者の小説読解における誤った語義解釈
-中国語・韓国語・英語を母語とする大学生・大学院生の調査から-
藤原未雪(一橋大学大学院博士後期課程)
- クラウドソーシングにおけるわかりやすい発注文書とやり取り
青木優子(国立国語研究所)
- 日本語学習者のノートに書かれた講義の具体例の特徴
-ベトナム語母語話者と日本語母語話者との比較から-
田中啓行(国立国語研究所)
- 韓国人文系大学生と日韓理工系学生の「論理的文章」に対する意識の比較分析
太田亨(金沢大学)
安龍洙(茨城大学)
菊池和徳(大阪大学)
村岡貴子(大阪大学)
- ルーブリックによる日本語ライティングのアセスメント
脇田里子(同志社大学)
- 留学生のための数学の基礎的専門語の選定
小宮千鶴子(早稲田大学)
<ポスター発表>
- 日本の職場における文化摩擦の要因分析
-留学生と日本人社員の意識調査を通して―
安部陽子(九州大学大学院修士課程)
- 理工系専門用語のコロケーションの難しさ
-ベトナム人理工系留学生の物理問題解答プロセスの分析に基づく考察-
山田朱美(金沢大学)
- 日本語教育における異分野との協働実践にはどのようなものがあるか
-CiNii 掲載論文の分析から-
中川健司(横浜国立大学)
- 資料分析型論文における歴史的史料に対する解釈の類型と表現
-歴史学/国際政治学/地域研究の論文を例として-
生天目知美(東京海洋大学)
大島弥生(同)
- 日本語で行われるゼミにおける外国人研究員と日本人学生による「ひそひそ話」 の観察
山路奈保子(室蘭工業大学)
因京子(九州工業大学)
アプドゥハン恭子(同)
- 留学生の就職支援を考えたビジネス日本語教育についての一考察
金晶晶(神戸大学大学院博士後期課程)
- 医師教員と日本語教員の連携による医学専門日本語教育の取り組み
品川なぎさ(国際医療福祉大学)
稲田朋晃(同)
小林元(同)
石川和信(同)
- 学術的文章のテーマ選定に与えるグループ・ディスカッションの影響
-ピア・レスポンスによるテーマ理解の深まりを巡って-
石黒圭(国立国語研究所)
胡方方(同)
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第22回 / 2020年3月6日(金)
場所:金沢大学 角間キャンパス ※新型コロナウィルス感染拡大防止のため開催中止
<ポスター発表>
- 外国人介護人材の介護用語の理解を助ける視覚情報に関する調査
中川健司(横浜国立大学)
角南北斗(フリーランス)
齊藤真美(国際交流基金シドニー日本文化センター)
布尾勝一郎(佐賀大学)
橋本洋輔(国際教養大学)
- 複数のコーパス分析に基づく接続詞使用と作文トピックの関係性
伊集院郁子(東京外国語大学大学院)
李在鎬(早稲田大学大学院)
青木優子(東京福祉大学)
長谷部陽一郎(同志社大学)
村田裕美子(ミュンヘン大学)
- 保育園の連絡ノートにおける保育者による日本語記述文
渡辺史央(京都産業大学)
- 外国人医師が現場で遭遇する言語的・文化的困難点について
稲田朋晃(国際医療福祉大学)
品川なぎさ(同)
- 留学生によるプレゼンテーションをいかに評価するか
-日本語教員と他分野教員に対するインタビュー調査の事例分析から-
福良直子(大阪大学)
- 日本語教育学専攻の大学院生の論文要旨作成における意識と課題
三谷彩華(早稲田大学)
- 日本語による法学ライティングの協働授業を振り返る教師の語り
-SCATによる分析から見えてくること-
宮島良子(名古屋経済大学)
金村マミ(名古屋大学)
- 介護施設における日本人のコミュニケーション講座の試み
星摩美(福井ランゲージアカデミー鯖江)
<口頭発表>
- マンガ学部専門授業の語彙・表現調査報告
宿利由希子(京都精華大学)
住田哲郎(同)
小柴裕子(同)
- 医療現場における業界用語の使用状況
―外国人看護師の学習支援に向けて―
ポポヴァ エカテリーナ(大阪大学大学院博士後期課程)
- 学術共通語彙に関する音声知識と文字知識の違い
-中国語および韓国語を第一言語とする日本語学習者に焦点を当てて-
佐藤尚子(千葉大学)
松下達彦(東京大学大学院)
笹尾洋介(京都大学)
田島ますみ(中央学院大学)
橋本美香(川崎医科大学)
- 介護分野の中国人技能実習生受入れ現場における問題意識
-継時的なインタビュー調査から-
高野駿(首都大学東京大学院博士前期課程)
<シンポジウム>
「外国人就労と専門日本語教育の役割」
- 趣旨説明 「特定技能」が創設された今、外国人就労に必要な専門日本語教育が何かを問う
深澤のぞみ(専門日本語教育学会会長)
- 発表1 外国人就労の場で必要とされている日本語
田中尚人(協同組合アドビジネスセンター理事長)
- 発表2 現場の専門家と日本語教師の連携をどのように行うか
加藤敬子(金沢大学大学院博士後期課程修了)
- 発表3 留学生から働く人へ そのプロセスで必要なことは何か
高沼理恵(金沢大学特任助教)
- 発表4 外国人が現場で働くときに必要な日本語とビジネス日本語
王凱(中国 南開大学副教授)
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第23回 / 2021年3月6日(土)
場所:Zoomによるオンライン開催
<口頭発表>
- 看護師の語りから見た業界用語の使用上の問題点
-問題点発生の原因解明を目指して-
ポポヴァ・エカテリーナ(大阪大学大学院博士後期課程)
- 技能実習生の日本語研修について
-1か月の入国講習の調査結果の考察から-
磯太恵子(山野美容芸術短期大学)
- 中国人日本語学習者における電子メールの特徴
-再生刺激法による作成プロセスの分析を中心に-
沈一鳴(立命館大学大学院修士課程)
- 効果的なチームティーチングに向けた授業引き継ぎ記録の分析
吉田美登利(東京工業大学)
<ポスター発表>
- 日本語初級から上級までの体系的なプレゼンテーション教育方法開発のための基礎研究
-2015 年から 2020 年に刊行された文献の調査から-
福良直子(大阪大学)
横川未奈(大阪大学大学院博士後期課程)
- 日本留学中の日本語学習者における文法テスト得点の推移
-外国語学部の留学生における一考察-
中原郷子(長崎外国語大学)
安田眞由美(同)
- 地域日本語教育における各分野の専門家との協働の変遷
-文化庁事業の平成 21 年度と令和元年度の取組の比較を通して-
俵山雄司(名古屋大学)
渡部真由美(トルシーダ)
<シンポジウム>
「語彙から広がる日本語教育」
- 発表1 語彙教育と日本語学
田中牧郎(明治大学)
- 発表2 コーパスによる語彙教育の精緻化
柏野和佳子(国立国語研究所)
- 発表3 専門分野で使用される語彙の教育
-社会科学分野の場合-
今村和宏(一橋大学)
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第24回 / 2022年3月3日(木)
場所:Zoomによるオンライン開催
<口頭発表>
- 日本留学試験読解問題の語彙コーパスの作成と分析
―非漢字圏高等教育機関進学希望者への読解支援を目的として―
林希和子(大阪大学)
- 専門を学ぶためのレディネスと初年次教育における課題
―ベトナム人留学生と韓国人留学生を中心に―
重田美咲(広島市立大学)
中原郷子(長崎外国語大学)
竹中知華子(西日本工業大学)
- 日本語ビジネスEメールに見られる配慮言語行動の傾向
―製造業のビジネスパーソンに焦点を当てて―
横川未奈(大阪大学大学院博士後期課程)
- 日本語学習者によるプレゼンテーションに対する評価コメント
―スキーマ形成の促進を目指して―
福良直子(大阪大学)
横川未奈(大阪大学大学院博士後期課程)
- 大学院ゼミの参加経験からみた質疑応答の構造分析
―発言者の「質問」の特徴に着目して―
徐煉(一橋大学大学院博士後期課程)
- 看護師を目指す留学生のためのライティング教材のメリットとデメリット
―留学生へのインタビューから―
山元一晃(金城学院大学)
加藤林太郎(国際医療福祉大学)
浅川翔子(慶應義塾大学)
- 看護師の語りから見た医療隠語の使用および使用者としての認識
―看護師20名への半構造化インタビュー調査から―
ポポヴァ・エカテリーナ(大阪大学大学院博士後期課程)
<シンポジウム>
「医学用語からみる専門語彙の特徴とその教育」
※言語系学会連合・専門日本語教育学会共催
稲田朋晃(十文字学園女子大学)
発表1 学習者から見た医学用語
ダン・タン・フイ(国際医療福祉大学医学部5年生)
発表2 医学用語の特徴
三枝令子(専修大学)
発表3 医学用語の教育
松下達彦(東京大学)
発表4 英語教育における医学用語
押味貴之(国際医療福祉大学)
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