『専門日本語教育研究』 原稿執筆要領 (2022年9月改訂版)

1.原稿の構成と作成上の注意

 原稿は、1行24字(/段)×40行、2段組み(A4版)、片面打ちとする。用紙の余白は、上下2cm、左右2cm、段組み中央1cm程度とする。投稿原稿は、採択ページの制限以内で、以下の (1)〜(18)の項目順に構成する。依頼原稿は(1)〜(13)までとする。太字フォントは、印刷するとつぶれる可能性があるため、使用しない。(見本参照)

  1. 記事種目(論文、報告、教材開発、特集など、ゴシック、14 pt.。1 pt または0.5mmの横線を入れる)

  2. 和文表題(ゴシック、18 pt.、センタリング)
    2行以上になる場合は行間を空けない。副題はゴシック、16 pt.、センタリング、ダッシュ全角1文字で挟む。

  3. 著者名(ゴシック、12 pt.、センタリング)
    著者番号を上付き文字で右肩に入れ、左段下に所属と職位を記入する。なお、名前に使用する漢字は原則として第2水準漢字までのものとする。「、」で区切る。

  4. 要旨(日本語)(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、9 pt.)
    左右均等に1〜3文字のインデントを施し、1行140mm程度・45文字程度となるように調整、両端揃え。600字以内。一段落。1行目の文頭は1字下げる。

  5. キーワード(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、9 pt.、センタリング)
    「キーワード:」に続けて6個以内を「、」で並べる。

  6. 本文(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、10 pt.、24字/行、40行/段)
    2段組にする。章の見出しに番号(番号は1.など全角文字を使用)をつける(ゴシック、12 pt.、見出し題中に半角英数記号を用いる場合はCenturyGothicに)。小見出しに番号(番号は2.1など全角文字を使用)(ゴシック、10 pt.、小見出し題中に半角英数記号を用いる場合はCenturyGothicに)をつける。章と章の間のみ1行空け、小見出しの前後は1行空けない。見出しと小見出しは当該段落の最初の行に左寄せとする。句点には「。」を、読点には「、」を用いる。本文中に使用する記号には必ず説明をつける。カラー印刷希望のページがある場合は、編集委員会に相談する。ただし、カラー印刷に要する費用は著者が負担する。

  7. 図(写真を含む)
    通し番号と説明キャプション(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、10 pt.)を、図の下の位置にセンタリングして記す。図は紙面の四隅に配置し、文章を分断しないようにする。横幅は1段幅か2段全幅の2種類とする。図の上またはキャプションの下に文章がくる場合は1行空ける。著者の提出した原稿をそのまま黒一色で印刷するため、図や写真がカラーの場合はコントラストに注意し、また細かいパターンやドットの網掛けを避ける。一つの図は同一段内に納め、段やページを越えて分断しない。


  8. 通し番号と見出しをつけ(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、10 pt.)、表の上の位置に記す。表は紙面の四隅に配置し、文章を分断しないようにする。横幅は1段幅か2段全幅の2種類とする。キャプションの上または表の下に文章がくる場合は1行空ける。一つの表は同一段内か同一ページ内に納め、分断しないようにする。

  9. 謝辞と付記(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、10 pt.)
    謝辞や付記を必要とする場合は改行し、章番号なしに、それぞれ「謝辞」あるいは「付記」という見出し(ゴシック、10 pt.)をつける。助成金を得ている場合などは、必要に応じて付記に明記する。謝辞も付記もできるだけ簡素に書く。

  10. 注(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、9 pt.)
    本文中の専門用語については「注」をつけ、簡単な用語解説を後述することが望ましい。その他の解説を要する事項にも注をつけてもよい。記述はできるだけ簡素にする。本文中の関連箇所の右肩に注1、注2、… のように書き、以下の例のように末尾に章番号なしに「注」という見出し(ゴシック、10 pt.)をつけて、まとめて記述する。脚注にはしない。


     注1 大部分の会員が知らないような専門用語を使用する場合は解説する。
     注2 注の記述はできるだけ簡潔にする。

  11. 参考文献(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、9 pt;外国語文献も同様)
    改行し、章番号なしに「参考文献」という見出し(ゴシック、10 pt.)をつける。本文中に引用されている文献は、すべて参考文献として記載する。参考文献は、出現順に提示し、本文中の関連箇所の右肩に参考文献番号を書き、末尾にその文献をまとめて記述する。一つの関連箇所に複数の参考文献番号がある場合は、たとえば「3-6)」とする。2つの場合は「3,4)」のように書く。
    文献は以下の順に書く。
     雑誌の場合:著者、表題、雑誌名、巻、号、ページ(発行年)
     単行本の場合:著者、書名、発行所(発行年)

    参考文献
    1) 山田一夫: 電子計算機,情報出版,東京(1991)
    2) 学際高男・谷岡花子: 会誌に投稿される方へ―専門日本語教育とは何か―,専門日本語教育研究,第6号,pp.85-86 (2004)
    3) Feldman, J. and Gries, D.: Translator Writing System, Comm. ACM,Vol.11,No.2, pp.77-113(1968)
    4) 大阪太郎: 科学技術日本語の読解過程,情報処理,Vol.1,No.1,pp.6-10(1960)
    5) Wilkes, M.: Time Sharing Computer Systems,McDonald Co., New York(1990)

  12. 付録(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、10 pt.)
    必要に応じて付録を設けてよい。ただし、採択ページ数の範囲内とする。改行し、章番号なしに「付録n」という見出し(ゴシック、10 pt.)をつける。nは番号で、なくてもよい。

  13. 著者紹介(和文・全角英数記号:明朝、半角英数記号:Century、9 pt.)
    見本のように1ページ左段下に横線(1pt.程度)を入れ、著者番号に対応させて所属と職位を書く。

以下は投稿原稿のみ必要で、依頼原稿には不要。

  1. 英文表題(Century Gothic 18 pt.、センタリング、2行以上の時はシングルスペース)
    表題、副題ともに自立語のみ単語の最初の文字を大文字で書く。「-」でつないだ単語は「-」の前の単語のみ最初の文字を大文字で書く。副題は改行せず、表題の後に「:」を入れ、続けて書く。「―」で挟まない。

  2. 英文著者名(Century Gothic 12 pt.、センタリング)
    姓は全大文字、名は頭文字のみ大文字、姓の後に「,」、名の順で書く。著者番号を右肩に上付き数字で入れる。 共著の場合は、半角2スペース分を空けて並べ、著者番号を右肩に上付き数字で入れる。

  3. 著者英文所属(Century 10 pt.、センタリング)
    先頭に著者番号を付ける。

  4. 英文要旨(Century 10 pt.、1段)
    200語以内、一段落で書く。文頭は文字を下げない。

  5. 英文キーワード(Century 10 pt.)
    'Keywords:' (Century Gothic)の後に半角スペースを入れて最初のキーワードを書く。キーワードは、「,」で区切る。和文のキーワードと対になるように書く。

2. 投稿の際の注意点

  1. 匿名での査読用のため、著者名、所属、謝辞、付記などが入る箇所を空白とするか、「●」や「×」などを用いて伏せ字にした原稿を送付する。

  2. ファイル名は「JTJE投稿_原稿種別(論、報or教)_タイトル冒頭8文字_投稿年月日」とする。
    例:JTJE投稿_報_初級クラスにおけ_20210819

  3. ファイルはMS Word文書およびPDFの2種をjnl-stje@kir.jpにメール添付で送付する。

  4. 原稿と同時に投稿票を送付する。

3. 依頼原稿の提出

 紙出力のオリジナル原稿一式、または、電子ファイル(MS Word文書、PDF)。

4. 最終原稿の提出

 査読と書式のチェックを経た最終原稿は電子ファイル(MS Word文書およびPDF)で提出する。併せて確認用のハードコピー1部を郵送で提出する。

5. 原稿見本

 図表を含めた見本を,下記からダウンロードして参照のこと。

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